手首型血圧計と腕型血圧計の比較
医師から高血圧が疑われる、または診断を受けている場合、家庭で血圧を測定できる手首型や腕型の血圧計の購入を検討することがあります。自宅で測定した血圧は、薬の効果や治療方針の変更が必要かどうかを医師が判断する重要な情報となります。
機能
家庭で血圧を測定するには、手首型または腕型の血圧計を使用します。腕型は手動でカフを膨らませますが、手首型はボタン一つで自動的にカフが膨らむ電池式が一般的です。
精度
購入した血圧計の精度は必ず確認しましょう。医師の診療所で看護師や医師の測定結果と比較すると安心です。カフの取り扱いを誤ると精度が低下します。
測定時は、測定する手や腕を心臓と同じ高さに保ちます。米国心臓協会は肘を45度に曲げることを推奨しています。また、測定は常に同じ腕で行うことで一貫性が保たれます。
メリット・デメリット
手首型はデジタル表示で数値が見やすく、過去数週間分の測定結果を記録・印刷できる機種もあります。エラー表示機能があるため、測定に問題があった場合もすぐに分かります。一方、体の動きや不整脈の影響で測定精度が変わりやすい点がデメリットです。
選び方のポイント
血圧計を購入する際は、医師・看護師・薬剤師にカフのサイズを確認してもらいましょう。サイズが合わないと測定値が正しくありません。また、表示が大きく見やすいかも重要です。
注意すべき血圧の基準
正常血圧は120/80 mmHg、高血圧は140/90 mmHg以上とされています。これらの間は「前兆高血圧」と呼ばれ、将来的に高血圧になるリスクがあります。収縮期が90未満の場合は低血圧(低血圧症)です。
腕型血圧計の使用方法
1. カフを上腕に巻き、聴診器を耳に当ててから肘の内側に置きます。
2. カフを最近の最高血圧より30~40 mmHg高く急速に膨らませます。
3. バルブをゆっくり開放し、1〜2 mmHg/秒の速度で減圧します。
4. 心音が聞こえ始めた時の圧が収縮期血圧、心音が止まった時の圧が拡張期血圧です。
5. 「収縮期/拡張期」の形で記録します(例:120/80)。
手首型血圧計の使用方法
1. 手首にカフを巻き、電源を入れてスタートボタンを押します。
2. 多くの機種は自動でカフが膨らみますが、半自動タイプはゴム球で膨らませます。
3. カフが適切に膨らんだら、徐々に圧が下がり、画面に収縮期と拡張期の数値が表示されます。
4. 数値を記録し、電源をオフにします。
