脳脊髄液漏れの原因と対策
概要
脳と脊髄を保護する脳脊髄液(CSF)は、頭部や背骨の周囲にある透明な液体です。腰椎穿刺などの手技や外傷により、脊髄液が漏れることがあります。放置すると感染症を引き起こす危険があります。
原因
- 腰椎穿刺(スパイナルタップ)や硬膜外麻酔などの医療処置で穿刺部位から漏れる。
- 外傷や手術後の傷口が十分に閉じない場合。
症状
- 立位で悪化する頭痛や吐き気。
- 耳や鼻、喉から透明な液体が漏れる。
- 聴力低下、耳鳴り、視力障害など漏れの部位に応じた症状。
危険性
- 脳脊髄液が外部と接触すると細菌が侵入し、髄膜炎などの重篤な感染症を引き起こす可能性がある。
治療法
- 自然に止まらない場合は血液パッチ(血液を注入して穿刺部位を閉鎖)を行う。
- 頭痛に対しては鎮痛薬を使用。
- 稀に外科的修復が必要になることがある。
