大腿ヘルニアの診断と治療
大腿ヘルニアは、腹部の一部(主に小腸)が大腿部近くの下腹壁の弱点を通り抜けてしまう状態です。全ヘルニアの約3%を占めます。
症状
- 大腿部上部や鼠径部にしこりができる。
- 屈む、持ち上げるなどの動作で痛みが増す。
診断
通常は医師による視診・触診で診断でき、特別な検査はほとんど必要ありません。
合併症
ヘルニアが閉塞(嵌頓)や絞扼になると、腸管の血流が遮断され激しい腹痛、吐き気、嘔吐が現れ、緊急手術が必要です。
治療
合併症を防ぐために外科手術が推奨されます。腸管を元の位置に戻し、欠損部をメッシュで補強します。
予後
手術後の再発率は約3%と低く、ほとんどの場合で問題が解消されます。
