血圧が急に下がる原因とは?
血圧が急激に低下すると、失神やめまい、転倒による怪我など深刻なリスクが生じます。原因はさまざまで、いずれも医師の診察が必要です。放置すると最悪の場合、命に関わることもあります。
敗血症(Sepsis)
感染症が血流に入り、全身に広がると敗血症となります。感染した細菌が毒素を放出し、血管を拡張させて血圧が急激に低下します。迅速な治療が行われなければ致命的です。
起立性低血圧(Orthostatic Hypotension)
座位や臥位から立ち上がったときに血圧が下がる状態です。パーキンソン病、心疾患、糖尿病の治療薬、脱水、長期寝たきりなどが原因となります。早期に医師へ相談し、薬剤調整や生活指導を受けることが重要です。
神経調節性低血圧(Neurally Mediated Hypotension)
長時間の立位で血圧が低下する症状で、特に若年者に多く見られます。脳と心臓の信号伝達が乱れることが原因とされ、めまいや失神、吐き気を伴います。早期の診断と治療が必要です。
アレルギー反応・アナフィラキシーショック(Allergic Reaction)
ペニシリン、造影剤、海産物、蜂刺されなどに対する重篤なアレルギー反応です。血圧が急激に低下し、気道が腫れて呼吸困難になることがあります。迅速な救急処置が不可欠です。
脱水(Dehydration)
過度の運動、熱中症、嘔吐・下痢などで体内の水分が不足すると、血液量が減少し血圧が低下します。めまいや混乱を伴うことが多く、早めの水分補給と医療機関での評価が必要です。
