デルカム病(脂肪疼痛症)の兆候と症状
デルカム病(別名:脂肪疼痛症)は、脂肪組織に激しい痛みを伴う自己免疫性の慢性疾患です。主に25歳から60歳の女性に多く見られますが、男性や他の年齢層でも発症することがあります。
原因
現在のところ明確な原因は解明されていませんが、常染色体優性遺伝子が関与していると考えられています。
主な症状
- 慢性的な疲労感
- 肥満傾向
- 脂肪組織の痛み(刺すような痛み、焼けるような痛み、鈍い痛み)
痛みは膝、太もも、腕、胴体など広範囲に及び、持続的です。
その他の症状
- 腫脹やしびれ(特に指先)
- 睡眠障害や体温上昇感
- 足や皮膚の圧痛
- 頭痛、記憶力低下、集中力低下
- 体のこわばり、感染症に対する過敏性
診断
診断は臨床的評価と血液検査を組み合わせて行います。感染症の有無、免疫系の活動、他疾患の除外が主なチェック項目です。
治療法
根本的な治療法は確立されていませんが、症状緩和を目的とした以下のアプローチが取られます。
- 鍼治療やマッサージなどの代替療法
- 鎮痛薬の使用
- 温熱療法(温かい入浴や温湿布)
- ストレス回避と生活習慣の改善
