第一度房室ブロックとは何か

重要性

第一度房室ブロックは、房室結節を通る電気インパルスが遅延し、心房から心室への伝導時間が延長する状態です。米国心臓協会によると、心房から心室への伝導は0.2秒未満が正常とされています。

原因

先天的(出生時に存在)あるいは後天的に発症します。心筋梗塞、冠動脈疾患、心筋炎、リウマチ熱、心筋症などが主な後天的原因です。

症状

多くの場合、症状は現れません。心拍数やリズムは通常通りで、特別な診断が必要になることは少ないです。

治療

第一度房室ブロック自体に対する治療は通常不要です。医師は経過観察を行い、進行しないか確認します。第二度・第三度ブロックに進行した場合は、薬物療法やペースメーカーが必要になります。

リスク要因

激しい運動をする人や、特定の心臓薬の使用がリスクとなります。特にジゴキシンやデジタリス系薬剤は、心筋収縮力を高め、心拍数を低下させるため、第一度ブロックを引き起こすことがあります。

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