過剰カルシウム症状とは?原因・影響・注意点
カルシウムは体内で多くの機能を担っていますが、過剰になると高カルシウム血症(ハイパーカルシウム血症)となり、症状が分かりにくく他の病気と誤診されやすいです。以下に主な原因、症状、注意点をまとめました。
原因
- 甲状腺機能亢進症が高カルシウム血症の約90%を占め、残りは過剰なカルシウム摂取や副腎皮質機能不全などの内分泌疾患が原因です。
- がん患者の約20%、多発性骨髄腫患者の約40%は高カルシウム血症のリスクがあります。
影響・主な症状
- 脱水、頻尿、便秘、混乱、倦怠感、嘔吐などが見られます。
- 嘔吐や悪心は脱水をさらに悪化させます。
留意すべき点(医師の診断が必要)
- 高血圧、心不整脈、腎結石などは自覚症状が乏しく、医師の検査でのみ判明します。
重篤な合併症への警告
- 治療しない場合、痙攣、腎不全、昏睡、最悪の場合は死亡に至ります。
- 高齢者では、カルシウム値が正常に戻っても痙攣が数日間続くことがあります。
誤解されがちな点
- カルシウムは歯や骨を強くすると言われますが、過剰になると骨痛や筋骨格系の痛みを引き起こすことがあります。
- 過剰カルシウムは神経系に影響し、全身の痛みを誘発します。
