CPR(心肺蘇生)を行う際の胸部圧迫回数とは?
成人
9歳以上の方は成人用CPRを実施します。まず肩を軽くたたき「大丈夫ですか?」と声をかけ、意識がないことを確認します。次に胸骨(胸の中心)を探し、片手の指先2本で触れ、もう一方の手のひらをその上に重ねます。両手を重ねたまま指は組まず、肘を伸ばした状態で体重を利用して胸部を約3.8〜5cm(1.5〜2インチ)押し下げます。圧迫は1秒間に約100回、すなわち2秒で約3回のペースで行います。救助呼吸も行う場合は30回圧迫ごとに2回の人工呼吸を行い、呼吸を行わない場合は圧迫だけを継続し、救急隊が到着するか自発循環が戻るまで続けます。
小児(1歳~8歳)
小児の場合は胸骨の中心に指2本で触れ、もう一方の手のひらをその上に置きます。圧迫は片手で行い、深さは約2.5cm(1インチ)以内に抑えます。圧迫と呼吸の比率は15回圧迫ごとに2回の人工呼吸、または5回圧迫ごとに1回の人工呼吸を行う方法があります。圧迫は1秒間に約100回のリズムで続け、救急隊が到着するか自発循環が戻るまで繰り返します。
乳児(1歳未満)
乳児は胸骨が非常に柔らかいため、指3本(中指・薬指・親指)で胸の中央を支え、下の2本の指だけで圧迫します。圧迫の深さは約1.3cm(0.5インチ)にし、5回圧迫ごとに1回の人工呼吸を行います。このサイクルを20回繰り返し、呼吸と脈拍を確認します。回復が見られない場合は、救急隊が到着するまで圧迫と呼吸を続けます。
