腱断裂の主な症状と注意点

腱は筋肉と骨を結びつける線維組織で、体重の5倍に相当する負荷にも耐えることができます。そのため、腱が断裂することは比較的稀ですが、激しいスポーツや過度の身体活動を行う人はリスクが高まります。腱断裂は放置すると長期的な機能障害につながるため、早期の診断と治療が重要です。

激しい痛み

腱が断裂すると、瞬時に鋭い痛みが走ります。腱は骨と筋肉を直接つなぐ組織であるため、断裂部位が強い刺激を受け、激しい疼痛が生じます。例えば、アキレス腱が断裂すると、足首を伸ばしたりつま先立ちしたりできなくなります。

ポップ音や裂ける音が聞こえる

断裂時には、腱が骨から離れる際に特徴的なポップ音が聞こえることがあります。この音と同時に、筋肉が急激に収縮し、激しい痛みが続きます。スポーツ中にこのような音がしたら、直ちに活動を中止し、医療機関を受診してください。

筋力低下(脱力感)

腱が切れると、筋肉が骨に固定できなくなるため、対象部位の筋力が急激に低下します。腕や脚が重さを支えられなくなり、動かすことが非常に困難になることがあります。

すぐに現れる青あざ

腱断裂に伴い、組織内部で出血が起こり、皮膚の下に青あざができやすくなります。出血が顕在化するまでに数日かかることもありますが、断裂直後に皮膚が暗くなることが多いです。

形状の変化(変形)

腱が切れると筋肉が骨から離れ、筋肉がたるんだり丸まったりして外観が変形します。また、関節液が腱周囲にたまりやすくなり、部位が膨らんで見えることもあります。

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