足の爪の感染症(爪白癬)の治療法は?

足の爪の感染症は見た目が悪く、痛みを伴うこともある症状です。米国国立衛生研究所によると、主に大人が罹患し、公共のシャワーやプール、ジムなど湿った環境を頻繁に利用する人に多いとされています。原因となる真菌は温かく湿った場所で繁殖しやすく、足裏を通り抜けるだけで感染することがあります。治療法は複数ありますが、完治までに1年以上かかることもあります。

定義

爪白癬は真菌が足の爪に侵入し、爪床と爪の間の小さな割れ目や隙間から感染します。主に皮膚糸状菌が原因ですが、カビや酵母が関与することもあります。感染が進むと爪が変色し、厚くなり、最終的に崩れやすくなります。

特徴

  • 黄色や白色の小さな斑点から始まる
  • 爪が徐々に変色・肥厚する
  • 爪先が崩れ、痛みを伴うことがある

経口治療

市販薬では根治が難しいため、医師の処方が必要です。テブジフェンやイトラコナゾールなどの抗真菌薬を12週間程度服用し、新しい爪が正常に生えるまで待ちます。完全に新しい爪が揃うまで4か月以上かかることがあります。

外用治療

軽度から中等度の感染には、抗真菌ラッカーやクリームが用いられます。ラッカーは爪に塗布し1週間乾燥させ、再度塗布を繰り返します。治療期間は最大1年です。クリームはウレア含有の市販ローションと併用すると吸収が高まります。

手術療法

痛みが強い場合や重症例では、爪全体を外科的に除去し、健康な爪が再生するのを待ちます。再生には1年ほどかかります。シクロピロックスなどの薬剤を併用することもあります。

家庭療法

酢やメントール軟膏が一部で試されていますが、科学的根拠は不十分です。酢は1:2の比率で温水に混ぜ、足を20分間浸し、よく乾かします。メントール軟膏は患部に直接塗布します。

医学的状態 - 関連記事