腎臓結石は体外に排出されるとどのように見えるか?
腎臓結石は腎臓や尿路にできる非常に一般的な疾患で、痛みを伴うことが多く、自然に排出されることもあれば、外科的処置が必要になることもあります。本稿では、結石の大きさ・形状・色・構成物質、そして再発予防のポイントについて解説します。
大きさ
結石のサイズは砂粒ほど小さいものから、ゴルフボール大までさまざまです。小さな結石は自然に排出されることが多いですが、サイズが大きいと自力で通過できず、手術や体外衝撃波結石破砕術(ESWL)などの治療が必要です。KUB(腹部X線)、超音波、IVP(静脈尿路造影)などの検査で結石の大きさを測定します。
形状
結石の形は丸いもの、楕円形、滑らかなものから、凹凸があり鋭い棘状のものまで多様です。星形や枝分かれした形、層状構造、ジャガイモのように根が伸びた形なども報告されています。形状は結石が形成された尿路の部位や組成に影響されます。
色
結石の色は主に黄色や茶色ですが、タン、黒、金色に見えるものもあります。色は結石の化学組成に左右され、例えばカルシウム・ウエヘライト結石は茶色や黒、カルシウム・マグネシウムが混合したウエデリット結石は淡黄色です。
構成物質
最も一般的なのはカルシウム結石で、特にカルシウムオキサレートが全体の約70%を占めます。カルシウムリン酸塩は5〜10%、ストルバイトと尿酸結石はそれぞれ約10%です。患者の食事や腎機能により、複数の成分が混在した結石ができることもあります。
再発の考慮点
腎臓結石を一度経験した人の約80%が生涯のうちに再発します。以前にカルシウム結石を持っていれば、同じ成分の結石が再びできやすいですが、別の成分の結石ができる可能性もあります。定期的に泌尿器科で検査を受け、医師の指示する食事療法や水分摂取を守ることで再発リスクを低減できます。
