新生児黄疸とは何ですか?
新生児黄疸(新生児高ビリルビン血症)は、出生直後の赤血球が分解されて生じるビリルビンが体内に過剰に蓄積し、皮膚や眼球が黄変する状態です。早産児や母親が糖尿病の場合に特に多く見られます。
原因
- 出生直後にビリルビンの排泄が追いつかないことが主な原因です。母乳黄疸は、生後1週間以降に現れ、摂取カロリー不足や脱水が関与します。
- 感染症や肝機能障害を伴う新生児でもビリルビンが上昇しやすくなります。
リスク要因
- 妊娠36週未満での早産児。
- 母親が糖尿病である場合。
- Rh不適合による溶血性疾患。
懸念事項
- ビリルビンが脳に蓄積すると核黄疸(ケルニクタス)を起こし、痙攣や脳障害につながります。早期発見と適切な治療が不可欠です。
- 在宅出産の場合でも、出生当日に小児科医によるチェックを受けることが推奨されます。
症状
- 眼白や皮膚の黄変(顔から始まり体へ広がる)。
- 活力低下や授乳困難。
治療法
- 血液検査でビリルビン濃度を測定し、診断を行います。
- 光線療法(特別な光やファイバーオプティックブランケット)でビリルビンを分解させます。
- 母乳黄疸が疑われる場合は、一時的に授乳を中止し、人工乳で栄養を補います。
