副腎・甲状腺の過活動が引き起こす症状まとめ

副腎の役割

腎臓の上に位置する副腎は、ストレス時に重要なホルモンを分泌します。エピネフリンとノルエピネフリンは「闘争・逃走」反応を促し、ミネラロコルチコイド(アルドステロン)とグルココルチコイド(コルチゾール)は体内のミネラル・電解質バランスや血圧を調整し、心臓や他の臓器の機能を保護します。

過活動副腎の主な症状

副腎が過剰にホルモンを産生すると、体内に過剰な刺激が蓄積します。特にコルチゾールが過剰になると、骨形成が抑制され傷の治癒が遅れ、カルシウム吸収が低下します。これらはクッシング症候群につながり、糖尿病や代謝障害を引き起こすことがあります。

アルドステロン過剰による症状

アルドステロンはナトリウム・カリウム・血液量・血圧を調整するホルモンです。過剰になるとナトリウム保持が強まり、血圧上昇や体液過剰、カリウム不足による筋力低下などが現れます。

甲状腺の役割

甲状腺は体温・体重・基礎代謝をコントロールし、心拍数や他臓器の活動速度にも直接影響します。小さな腺ながら、全身のエネルギーバランスを司る重要な器官です。

過活動甲状腺(甲状腺機能亢進症)の症状

甲状腺が過剰にホルモンを分泌すると、以下のような症状が現れます。

  • 不安感・手の震え・多汗・皮膚の温熱感
  • 筋力低下・動悸・頻脈・息切れ
  • 不眠・疲労感・食欲増加・体重減少
  • 脱毛・熱に対する耐性低下・月経異常(軽いまたは無月経)
  • 下痢傾向・眼球突出(スタープル)

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