血液成分が低いときの主な症状

白血球 (WBC) の低下

白血球は感染と闘う役割があります。感染がない場合は特に症状は出ませんが、感染が起きると発熱、鼻水、咳、頻尿や排尿時痛などが見られます。医師は血液、痰、尿の培養を行い、抗生物質で治療します。白血球が低いときは手洗いを徹底し、病人との接触を避けましょう。

赤血球 (RBC) の低下

赤血球は酸素を全身に運びます。数が減ると酸素不足となり、倦怠感や息切れ、皮膚の蒼白、心拍数の増加が起こります。十分な休養と、タンパク質・ビタミンを豊富に含む食事が必要です。息切れや動悸が強い場合はすぐに安静にしてください。

血小板の低下

血小板は止血に関わります。数が減ると出血しやすくなり、外傷なしで腕や脚にあざができたり、歯磨き時に歯茎から出血したり、鼻血が頻発したりします。柔らかい歯ブラシを使い、電気シェーバーでのひげ剃りを選び、接触系スポーツは控えましょう。

3つの成分が同時に低下したとき

白血球、赤血球、血小板が同時に低下する主な原因はがん治療です。化学療法は骨髄を抑制し、血液成分の産生を減少させます。この状態では全身の倦怠感、疲労感が強く、廊下を歩くだけでも苦痛に感じます。発熱、あざ、精神的な不安もよく見られます。

最後に

CBC(全血球算定)で単独に低値が出ても、すぐに問題があるとは限りません。医療従事者は生活習慣、既往症、服薬状況などを総合的に評価し、必要な追加検査や治療を判断すべきです。

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