ストーマ患者のためのシャワーの浴び方
はじめに
ストーマは腹部に作られた開口部で、廃棄物を体外へ排出します。神経終末がないため痛みや感覚はありません。手術後はオストミーシステム(ポーチ)で廃棄物を受け取り、ストーマ周辺の皮膚を健康に保ちます。本稿では、シャワー時の安全なケア方法をご紹介します。
シャワーの手順
ストーマの状態を確認する
シャワーはストーマの状態をチェックする絶好の機会です。通常、ストーマは赤く湿っており(唇の内側に似ています)、形や突出度は個人差があります。自分のストーマの形状やサイズを把握しておくことで、異常を早期に発見し医師に相談できます。
ポーチを付けたままでも外したままでも可能
ポーチを装着したままシャワーを浴びても問題ありません。その場合は通常通りシャワーを浴び、終了後にポーチの外側をしっかり乾かすだけです。
ポーチを外す場合の手順
ポーチを外してシャワーを浴びる場合は、まずオストミーポーチの中身を空にします。その後、ポーチとストーマ用の皮膚バリア(ウェハー)を取り外します。シャワー中は優しくストーマ周辺の皮膚を洗い、ストーマ自体に水が入ることはありません。洗浄後は皮膚を軽く拭いて乾かし、新しい皮膚バリアとポーチを装着します。
