ロタウイルス感染はどれくらい続くのか?
重要性
ロタウイルスは重度の下痢を引き起こし、嘔吐、発熱、時には脱水症状を伴います。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、ロタウイルスは乳幼児の下痢の主要原因であり、世界中で最も一般的な小児感染症です。
症状
感染後約2日で症状が現れます。健康な成人は軽症か無症状で済むことが多いですが、子どもは発熱、吐き気、嘔吐に続いて水様性下痢が起こります。下痢が重く長引くと、体液の急速な喪失により脱水症状になることがあります。脱水のサインは、強い喉の渇き、尿量の減少、口や舌の乾燥、目がくぼむ、倦怠感などです。脱水は放置すると命に関わるため、早めに医師に相談してください。
期間
嘔吐と水様性下痢は通常、3日から8日間続きます(CDC)。
治療
ロタウイルスに対する特効薬はありません。口腔補水液(糖分と電解質を含む)を摂取し、失われた体液を補うことが重要です。重度の脱水が疑われる場合は、医療機関で点滴による静脈内補液が必要になることがあります。
予防・対策
徹底した手洗いが感染拡大防止の基本です。また、2009年8月以降、米国では2種類のロタウイルスワクチンが承認されており、乳幼児への予防接種が推奨されています。
