記憶喪失(健忘)の診断テスト
記憶喪失(健忘)は、脳損傷、うつ病、アルツハイマー病、脳卒中など様々な要因で起こります。症状が現れた場合、医師は原因を特定するために複数の検査を実施します。
血液検査
血液を採取し、甲状腺機能障害やビタミンB12欠乏などの医学的状態を除外します。
脳血管造影
造影剤を血管に注入し、X線撮影で脳内の血流を可視化し、血管の閉塞や異常を確認します。
認知・心理測定テスト
患者の精神状態を評価するために、名前・年齢・職業・住所・日時などを尋ね、注意力や最近の出来事・過去の出来事の記憶力を観察します。また、語彙理解や「財布を見つけたらどうするか」などのシナリオ質問も行います。
CTスキャンまたはMRI
頭部のCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)で脳の構造を撮影し、血管の閉塞やその他の異常を検出します。
脳波検査(EEG)
脳の電気的活動を記録し、発作や異常な電気パターンがないかを確認します。
腰椎穿刺(脊髄液採取)
脊髄液を採取し、髄膜炎などの感染症や脳・脊髄の損傷の有無を検査します。
