TDAPワクチンの概要と使用法

接種部位の副作用

CDCによると、TDAPワクチン接種後に約半数の人が注射部位に軽い痛みを感じます。また、約20%が赤みや腫れを伴うことがありますが、いずれも軽度で特に問題はありません。

その他の副作用

発熱(最高体温約38.0℃)は子どもの約1/25、成人の約1/100で報告されています。接種後すぐに、子どもの約25%、成人の約10%が吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状を示すことがあります。頭痛は子どもの約40%、成人の約30%で、倦怠感は子どもの約33%、成人の約25%が経験します。これらの症状は通常数日で改善します。

重篤な反応

極めて稀ですが、高熱や異常な行動変化が現れた場合は直ちに医師に相談してください。また、蕁麻疹、呼吸困難、喉や顔の腫れといったアレルギー反応が起きた場合は緊急の医療処置が必要です。

使用目的

TDAPワクチンは一生に1回だけ接種が推奨されます。主な使用は次の3つです。

  • 11〜12歳の思春期の子どもへの初回接種。
  • 幼少期にTdワクチンを接種した人へのブースターとして、破傷風・ジフテリアに加えて百日咳(Pertussis)への防御を強化。
  • 外傷や手術後に破傷風予防として追加接種。

注意事項

以下の人はTDAPワクチン接種を避けるべきです。

  • Td、DTP、DT、DTaPワクチン接種後に命に関わる重篤な反応を起こした既往がある人。
  • ワクチン成分に対して重度のアレルギーがある人。
  • DTPまたはDTaPワクチン接種後1週間以内に昏睡状態や長時間・多回の痙攣が起きた人(原因が明らかでない限り)。

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