ペースメーカー装着後の肩のエクササイズ
米国国立心肺血液研究所によると、ペースメーカーは皮下に埋め込まれ、心拍が不整になる人に電気刺激を与えて正常リズムを保つ装置です。装着により命が救われる一方で、肩に痛みや「凍結肩」(肩関節の硬直)が起こることがあります。以下の簡単なエクササイズは、凍結肩の改善と生活の質向上に役立ちます。
肩のストレッチ
-
手を前で組み、腕をまっすぐ伸ばしたまま頭の上方へ上げます。肩に軽い〜中程度の伸びを感じたら5〜10秒キープし、2〜3回繰り返します。
-
今度は手を背中で組み、腕をまっすぐ伸ばしたまま背後に上げます。肩に中程度の違和感が出るまで上げ、5〜10秒保持し、2〜3回繰り返します。
肩の筋力トレーニング
ワシントン大学整形外科・スポーツ医学部の研究によると、肩関節を柔軟かつ強く保つことが凍結肩の予防・改善に効果的です。軽いダンベル(1〜2kg)を使った抵抗運動を取り入れましょう。
-
【フロントレイズ】両手に軽いダンベルを持ち、腕を伸ばしたまま前方へ肩の高さまで持ち上げます。ゆっくり下げ、8〜10回を2〜3セット行います。
-
【サイドレイズ】同じダンベルで腕を伸ばしたまま横側へ肩の高さまで持ち上げます。上げた位置で1秒キープし、ゆっくり下げます。8〜10回を2〜3セット実施します。
これらのエクササイズを日常に取り入れることで、ペースメーカー装着後の肩の可動域が広がり、痛みの軽減が期待できます。無理のない範囲で継続することが大切です。
