前立腺炎の診断と治療法
前立腺炎は前立腺に影響を及ぼす様々な疾患の総称です。主な症状は排尿時の痛みや灼熱感、腹部や鼠径部の痛みです。前立腺炎は以下の4つに分類されます。
- 急性細菌性前立腺炎
- 慢性細菌性前立腺炎
- 慢性前立腺炎/骨盤疼痛症候群
- 無症候性炎症性前立腺炎
診断・検査
尿・精液検査
医師は細菌や白血球の有無を確認するために、尿と精液のサンプルを採取します。必要に応じて前立腺組織の生検、MRI、超音波検査を行うこともあります。
直腸診
手袋をはめた指で直腸内から前立腺の表面を触診し、硬さや腫れを確認します。
膀胱鏡検査
細いチューブにライトとカメラ(または拡大レンズ)を装着し、尿道から膀胱内に挿入して内部を観察します。
尿流動態検査
尿をカップに採取し、排尿時間、残尿量、排尿困難や尿流の弱さなどを測定します。
治療法
細菌性前立腺炎の抗菌療法
急性・慢性の細菌性前立腺炎は抗生物質で治療します。重症例では入院し、抗生物質の注射が必要になることがあります。
その他の治療
疼痛緩和のための鎮痛薬、膀胱頸部や前立腺・膀胱をつなぐ筋肉を弛緩させるα遮断薬、そして医師が手で前立腺をマッサージする前立腺マッサージなどが行われます。
