胆石ができやすくなるリスク要因
胆石とは
胆石は胆嚢にできる結石で、痛みや不快感を伴うことがあります。胆石は小さな丸い形をしていることが多く、胆汁中のコレステロール、胆汁酸、ビリルビンが過剰になると固まり石になります。
石が胆管に入り込むと、右上腹部や右肩、肩甲骨間に痛みが出ます。
胆石リスク要因
年齢
年齢が上がるほど胆石のリスクは増加します。特に60歳以上はコレステロール産生が増えるため注意が必要です。
性別
女性は男性より胆石になりやすいです。妊娠中のエストロゲン増加、ホルモン補充療法、経口避妊薬などが胆汁中のコレステロールを増やし、胆嚢の収縮を抑えるためです。
肥満
肥満は胆汁酸が減少し、コレステロールが過剰になる原因となります。その結果、胆嚢の排出が悪くなり胆石が形成されやすくなります。
妊娠
妊娠中は胆汁が濃くなり、胆嚢の排出が低下します。これによりスラッジが残り、石になるリスクが高まります。妊娠回数が増えるほどリスクは上昇します。
急激な減量
短期間に体重を落とすと肝臓が余分なコレステロールを胆汁に分泌し、胆嚢の排出が不十分になります。1週間に1.5kg以上の減量は胆石リスクを高めます。
治療法
胆石による激しい痛みが続く場合、外科的治療が必要です。最も一般的なのは腹腔鏡下胆嚢摘出術で、3〜4箇所の小さな切開で行われ、回復が早く日常生活にすぐ戻れます。
