更年期前の症状と対策
更年期前(ペリ更年期)は、閉経に至るまでの期間で、1年から数年続くことがあります。閉経は、月経が1年間続かなくなった時点で診断されます。ペリ更年期の症状は、体内エストロゲン濃度の変動によって引き起こされます。
妊娠力の低下
ペリ更年期でも妊娠は可能ですが、妊娠率は低下します。妊娠を希望する場合は、排卵誘発薬や不妊治療を利用することが一般的です。妊娠を望まない場合は、引き続き避妊を継続してください。
膀胱・膣のトラブル
エストロゲンが減少すると、膣の乾燥や潤滑不足が起こり、性交時に痛みや不快感を感じることがあります。また、膀胱コントロールが難しくなる女性もいます。
月経の不規則化
ペリ更年期の初期症状として、月経周期・期間・出血量が変化します。周期が短くなる人もいれば、長期間月経が来なくなる人もいます。
気分の変動
イライラ、急な気分の変化、予測できない反応、うつ、記憶力低下などが見られます。症状が日常生活に支障をきたす場合は、医師に相談し、必要に応じて薬物療法を受けましょう。
骨密度低下のリスク
エストロゲン減少に伴い、骨粗鬆症のリスクが高まります。カルシウムを十分に摂取するか、サプリで補うことが重要です。
ほてり・発汗
夜間の寝汗や昼間のホットフラッシュを経験する人が多く、頻繁にトイレへ起きるため睡眠が妨げられることもあります。
症状緩和のポイント
十分な睡眠、バランスの良い食事、定期的な運動を心がけましょう。水分を多く取り、アルコールは控えめにし、カルシウムとビタミンをしっかり摂取してください。症状については、必ず医療従事者と相談しましょう。
