伝染性単核球症(腺熱)の検査方法と対策
腺熱(伝染性単核球症)は、エプスタイン・バーウイルス(EBV)によって引き起こされる急性の感染症です。食器の共有や、感染者のくしゃみ・咳、唾液を介した接触で容易に感染します。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、EBVに感染した人の約50%が単核球症を発症するとされています。
身体検査
医師はリンパ節、肝臓、脾臓の腫れを確認し、単核球症の兆候を探ります。扁桃炎や白い斑点がある場合は、綿棒で喉を拭き取り、培養で溶連菌の有無を調べます。溶連菌が検出されたら抗生物質が処方されます。重度の倦怠感、筋肉痛、頭痛、低熱も単核球症の症状です。
モノスポット検査
少量の血液を採取し、ヘテロフィル抗体の有無を調べます。EBVに感染すると免疫系がヘテロフィル抗体を産生し、モノスポット検査で検出できます。
リンパ球数測定
白血球(リンパ球)は感染時に増加します。血液検査で白血球数が上昇しているか確認し、異常があれば単核球症の可能性を考慮します。
回復までの過程
単核球症は慢性的な倦怠感を伴い、治療薬やワクチンはありません。十分な安静が最も重要です。メイヨークリニックによれば、完全回復までに最大で3か月かかることがあります。無理に激しい運動を再開すると再発のリスクがあります。
予防と対策
感染拡大を防ぐため、子どもには咳やくしゃみの際に口を覆うことを教えましょう。手洗いを徹底し、感染中は食器や飲み物を共有しない、キスを避けるなどの配慮が必要です。
