鼻中隔の逸脱とは何ですか?

鼻中隔が偏っていると、鼻詰まりや慢性副鼻腔炎などの不快な症状が現れます。ここでは、鼻中隔逸脱の概要、原因、合併症、治療法、手術について解説します。

識別

鼻中隔は左右の鼻腔を分ける壁で、前方は軟骨と皮膚、後方は骨と粘膜で構成されています。正常な場合、鼻腔はほぼ等しい大きさに分かれますが、顕著に偏っている場合は「鼻中隔逸脱」と診断されます。

原因

遺伝的要因で出生時から存在することもありますが、成長とともに改善することがあります。多くは外傷や鼻骨の骨折が原因で、適切に整復されないと鼻中隔が曲がり、片側の鼻腔が狭くなります。

合併症

症状が軽い人は気付かないこともありますが、息苦しさ、慢性副鼻腔炎、鼻血、いびきや睡眠時無呼吸、頭痛や片頭痛などを引き起こすことがあります。

治療

多くの場合、症状に対する薬物療法で改善します。鼻づまりや鼻水には去痰薬や抗ヒスタミン薬を、感染が疑われる場合は抗生物質が処方されます。

矯正(手術)

根本的な改善には「鼻中隔形成術(Septoplasty)」が必要です。手術は鼻腔内から行い、外部に傷跡は残りません。逸脱した部分を除去・再配置し、外来での日帰り手術が一般的です。

医学的状態 - 関連記事