PSAレベルが変動する原因は何ですか?
PSA(前立腺特異抗原)は、前立腺がんのスクリーニングや前立腺の状態を把握するために広く利用されています。前立腺は男性の生殖器官の一部で、加齢とともに大きくなることがあり、これがPSA値の上昇につながります。また、前立腺がんや良性前立腺肥大(BPH)でもPSAが上がります。
射精
直近48時間以内に射精した場合、PSA値が一時的に上昇することがあります。検査の前は射精を控えると安定した数値が得られます。
感染症
尿路感染症や前立腺炎などの感染は、炎症反応によりPSAが上がります。感染が疑われる場合は、治療後に再検査することが推奨されます。
身体的活動
自転車に長時間乗るなど、会陰部に圧力がかかる活動は前立腺に刺激を与え、PSAが上昇することがあります。
薬剤の影響
以下の薬はPSA値に変動をもたらすことがあります。
- フィナステリド(前立腺肥大の治療薬)
- シクロホスファミド(化学療法薬)
- メトトレキサート(免疫抑制薬)
ホルモン療法
前立腺肥大の縮小を目的としたホルモン治療は、前立腺自体を縮小させると同時にPSAを低下させます。
