常に続く不安の症状とは
不安障害は世界で4000万人以上が罹患している疾患です。スピーチや試験、デートの前に感じる一時的な不安とは異なり、原因がはっきりしないまま不安感が常に続く場合は障害とみなされます。過去のトラウマや潜在的な精神機能の乱れが原因になることもありますが、理由がなく突如現れたり消えたりする症状もあります。
死への恐怖
常に不安を抱える人は、死に対する過度な恐怖を日常的に感じます。呼吸が止まる、心臓発作を起こす、癌になる、残り数週間しかないといった最悪のシナリオを思い描くことがあります。
制御感の喪失
不安が続くと、心が自分のコントロールを失ったように感じ、神経崩壊や極度の疲労感に陥ります。これは脳内の化学物質が過剰に刺激され、身体がストレスに過敏に反応するためです。動物や人を傷つけたいという衝動が現れることもありますが、実際に行動に移すことは稀です。適切な薬物療法で症状は短期間で改善できます。
不眠
不安が原因で寝つきが悪くなることが多く、身体的な緊張や死への恐怖が睡眠を妨げます。また、仕事や家庭での不安が眠りを妨げる要因となります。
食欲不振
極度の不安は体重減少を招くことがあります。ストレスで食べ過ぎる人もいますが、常に不安があると食欲が低下し、体が「闘争・逃走」反応に陥り、消化機能が抑制されます。
身体的症状
心拍数の増加や不整脈、胸部の圧迫感、手足のしびれ、足のふらつき、めまいなど、実際に病気のように感じる症状が現れます。これらはすべて闘争・逃走反応が過剰に働く結果であり、まずは医療機関での検査で他の疾患が除外されることが重要です。
