利尿剤(ウォーターピル)の副作用と注意点
利尿剤(ウォーターピル)は、血液中の塩分と水分を体外へ排出させることで、高血圧や緑内障、むくみなどの慢性疾患の治療に用いられます。使用する利尿剤の種類や、腎臓・心臓などの既往症の有無により副作用の出方は異なります。多くの副作用は軽度で一時的ですが、場合によっては医療機関での評価が必要です。
頻尿
利尿剤を服用すると、排尿回数が増えることがあります。これは体が余分な水分を速やかに排出しようとするためです。
筋肉痙攣
チアジド系利尿剤などは血中のカリウム濃度を低下させることがあり、特にふくらはぎの筋肉がけいれんしやすくなります。
血糖値上昇
水分が失われることで血中の糖分が相対的に濃縮され、血糖値が上がることがあります。糖尿病患者は特に注意が必要です。
めまい・失神
血圧が正常な人が利尿剤を使用すると、血圧が低下しやすく、めまいや失神を引き起こすことがあります。
胃腸障害
ガス、腹痛、吐き気、嘔吐などの消化器系の副作用が現れることがあります。
皮膚の発疹
スルホニルウレア系などの成分に対してアレルギー反応が出ると、発疹が現れることがあります。
重篤な警告サイン
黄疸、濃い尿、淡い便、発熱、筋力低下、排尿困難などの症状が出た場合は、重大な合併症の可能性があるため、直ちに医師の診察を受けてください。
