胆石症(胆石)の診断方法
胆石症は胆管や胆嚢に結石ができる状態で、胆嚢炎や慢性胆嚢炎を引き起こすことがあります。胆石が胆嚢管を塞ぐと胆嚢が拡張し、壊死することもあります。胆石が胆嚢管を通過して胆道系を閉塞することもあります。以下は胆石症の診断手順です。
診断手順
子どもで間欠的な腹痛や胆嚢外傷、長時間の絶食などリスク因子がある場合は胆石症を疑います。痛みは右上腹部に集中し、黄疸を伴うことがあります。
視診・聴診・触診を行います。吸気時に右肋骨下部の圧痛は胆石症の特徴です。肝臓や脾臓の腫大は胆石の素因を示すことがあります。
肝機能検査を実施します。通常は正常範囲ですが、胆道系や胆嚢疾患との鑑別のために行います。AST・ALT・γ‑GTPなどがやや上昇することがあります。
超音波検査は胆石症の第一選択画像検査です。胆石の位置、胆嚢壁肥厚、胆嚢周囲液体の有無を確認できます。
合併症が疑われる小児患者には磁気共鳴胆道膵管撮影(MRCP)を使用します。非侵襲的に胆道・膵管を評価できる有望な方法ですが、施設により利用可能性が異なります。
