単球とは何か?
単球の概要
単球は白血球の一種で、体内の免疫システムにおいて重要な役割を担います。骨髄で産生され血流中を巡り、感染や外傷が起きた部位へと集まります。
単球の特徴
単球は白血球の中で最も大きく、豆形の核を持ちます。高い運動性があり、組織へ容易に移動できるほか、食作用(ファゴサイトーシス)により異物や細胞残骸を取り込み、破壊します。
単球からマクロファージへ
感染や損傷があると、単球はその部位に呼び寄せられ、マクロファージへと分化します。マクロファージは大型の食細胞で、細菌や死んだ細胞を除去し、サイトカインを分泌して免疫応答を調整します。
免疫における役割
単球は体を感染や疾患から守る上で欠かせない存在です。以下に単球・マクロファージの主な特徴をまとめます。
- 全白血球の約5〜10%を占める。
- 骨髄で産生され、血中を1〜3日間循環する。
- 組織に移行するとマクロファージへ分化し、数週間から数か月生存する。
- 食作用、抗原提示、サイトカイン放出など多様な免疫機能に関与。
- 炎症反応でも重要な役割を果たす。
