眼ミグレーン(視覚性片頭痛)の対策と治療法
症状
眼ミグレーンでは、中心視野に暗点が現れ、暗点内でチカチカ光やジグザグの線が走ります。この暗点は徐々に拡大し、視界がぼやけるため、運転や作業が困難になることがあります。視覚障害は数分から30分程度続き、暗点が消えると同時に軽い頭痛が残ることもあります。
原因
眼ミグレーンは脳内の神経的要因が関与し、眼の後ろにある血管が痙攣や収縮を起こすことで暗点が生じます。ホルモン変動、強い光、特定の食品や薬剤への反応が主な引き金です。発作前の食事や環境を記録した日誌をつけると、トリガーを特定しやすくなります。
治療
通常、眼ミグレーンは眼科での診察は必要ありませんが、1時間以上続く異常な視覚症状がある場合は、網膜剥離などの重篤な眼疾患の可能性があるため、速やかに眼科医を受診してください。頻繁に発作が起こる場合は、片頭痛治療薬が処方されることがあります。眼自体が問題ではなく、脳後部の活動が原因なので、発作の頻度と強度を抑える薬が有効です。
注意点
発作は突然起こるため、運転中に視覚障害が出たらすぐに安全な場所に車を停め、症状が収まるまで待ちましょう。座るか横になるなど、安静にして症状が消えるのを待つことが大切です。初めて眼ミグレーンを経験した場合は、他の疾患と区別するためにも眼科医の診断を受け、頻繁または重度の視覚障害がある場合は適切な薬剤を処方してもらいましょう。
