片頭痛予防装置「gammaCore Sapphire」について知っておくべきこと

概要

米国食品医薬品局(FDA)は2023年10月14日、片頭痛の予防を目的とした新しい植込み型装置「gammaCore Sapphire」の承認を発表しました。本稿では、この装置の仕組みや対象者、使用方法、効果、副作用、価格、入手方法について解説します。

仕組み

gammaCore Sapphireは手持ち型の非侵襲デバイスで、首にある迷走神経に電気刺激を与えます。迷走神経は脳と全身をつなぐ長い神経で、刺激により片頭痛の頻度と重症度が低減することが報告されています。

対象者

本装置は18歳以上の成人で、月に14日未満の発作がある「エピソディック片頭痛」の患者を対象としています。月に15日以上発作がある「慢性片頭痛」には適用されません。

使用方法

デバイスを首に当て、2分間電気刺激を行います。刺激中は軽いチクチク感を感じることがあります。必要に応じて1日最大3回使用可能です。

主な副作用

刺激部位の痛み、違和感、腫れが最も一般的です。その他、声がかすれる、喉の痛み、咳、吐き気、めまいなどが報告されています。

効果

臨床試験では、片頭痛の発作頻度が平均50%、重症度が平均30%減少したとされています。

価格と保険適用

販売価格は1,995米ドルです。一部の保険プランでカバーされる場合があります。

入手方法

本装置は処方箋が必要です。医師に相談し、適応があるか確認してください。

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