ALSとMSの症状の違い

特徴

MSは神経のミエリン鞘を免疫系が攻撃します。一方、ALSは脳と脊髄の運動神経細胞が障害され、ニューロンが死滅するため、信号が伝わりにくくなります。

症状

MSの主な症状は、しびれ、運動失調、視力低下、歩行困難、膀胱・腸の機能障害、痛み、倦怠感です。ALSでは、発話障害、嚥下困難、呼吸不全、筋力低下、麻痺、筋痙攣が見られます。

治療法

MSの治療には、ベタセロン、ティスブリ、アボネックス、レビフ、コパキソンなどの注射薬が用いられます。ALSの治療にはリルゾールが使用され、寿命を延長する可能性があります。その他、症状緩和のための薬も処方されます。

罹患率・重要性

ALSは米国で約3万人が罹患しています。一方、MSは約40万人が患者です。

留意点

ALSもMSも根治療法はありません。時間とともに症状は進行することがあります。MS患者は平均的な寿命を全うできますが、ALS患者は診断後5〜20年程度の余命とされています。

警告

症状が悪化したり新たな問題が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。

多発性硬化症 - 関連記事