子どもの多発性硬化症(MS)の症状
米国・カナダの子供病院ボストンによると、約45万人が多発性硬化症(MS)と共に生活しています。症状は多岐にわたり、診断が難しいことがあります。症状は他の疾患と似ていることもあり、子どもごとに大きく異なります。これは、損傷が子どもの中枢神経系のどこに起こるかによって決まります。
脊髄
- 脊髄のミエリンが損傷すると、しびれやチクチク感、弱さや締め付け感を感じることがあります。
脳(小脳)
- 小脳が損傷すると、協調運動の欠如やバランス感覚の障害が現れます。
視覚
- 眼球運動の制御が効かなくなったり、二重視が起こることがあります。また、突然視力が失われることもあります。
バランス
- 不器用さや筋力低下が見られ、めまいを伴うことや歩行・バランスが取りにくくなることがあります。
その他の一般的な症状
- 疲労感、言語障害(発話が不明瞭になる)、膀胱機能障害、震え、硬直、体の一部のしびれなどが報告されています。
認知機能
- 軽度から重度までの認知障害が見られ、注意力や記憶力、集中力が低下し、学業に影響を及ぼすことがあります。
