多発性硬化症の検査方法と診断手順

概要

多発性硬化症は、北欧系の30代〜40代の女性に多く見られ、寒冷地に住む人に高い罹患率があります。症状は体の不調や筋肉の痙攣、記憶力低下など、他の疾患と似通っているため診断が遅れがちです。

検査手順

  1. 信頼できる医師を探す
    まず、症状を丁寧に聞いてくれる医師に相談し、症状のリストと発症時期を記録します。高温多湿で症状が悪化することがあります。
  2. 神経内科への紹介を受ける
    一般医では症状が軽視されがちです。うつ状態と誤診されることもあるため、神経内科の専門医への紹介を依頼しましょう。
  3. MRI検査を受ける
    脳と脊髄の造影MRIで、脱髄によってできた病変(硬化斑)を確認します。
  4. 閉鎖型MRIを選択する
    開放型MRIは閉所恐怖症対策として利用されますが、画像の精度が低く診断が遅れる可能性があります。
  5. 腰椎穿刺(脊髄液検査)を受ける
    局所麻酔下で背部に針を挿入し、脊髄液を採取します。採取した液は免疫学的検査に用いられます。
  6. 十分な水分とカフェインを摂取する
    検査後は脊髄液の再生成が必要です。休養とカフェインを含む大量の飲料で回復を促します。
  7. 眼科検査を受ける
    約90%の患者に視神経炎がみられるため、眼科での検査も診断の重要な手がかりになります。

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