歩行速度の測定方法

歩行速度は、高齢者や脳卒中・多発性硬化症などの疾患を持つ患者の機能評価に欠かせない指標です。歩行速度を測定することで、回復段階や障害の程度を把握でき、今後のリハビリ計画の策定に役立ちます。また、歩行速度は高齢者の生存率を予測する指標としても知られています。

必要なもの

  • ストップウォッチ
  • コーンまたはマーカー
  • クリップボード
  • 結果記入用チャート

手順

  1. 30フィート(約9メートル)など、測定したい一定距離をコーンやマーカーで区切ります。患者に普段の歩行速度で、最初のマーカーの約5フィート手前から開始し、最後のマーカーを越えて約5フィート先まで歩いてもらい、時間を計測します。
  2. 同じ距離で、患者に「安全にできるだけ速く」歩くよう指示し、再度時間を測ります。普段速度と最大速度の両方の時間を記録します。
  3. 測定した距離(フィート)を時間(秒)で割り、歩行速度(フィート/秒)を算出します。例えば、30フィートを測定した場合、健康な40代女性は通常時で約3.53 ft/s、最大速度時で約5.16 ft/s が目安とされています。

筋肉の損傷(肉離れ) - 関連記事