鼠径部の筋肉を引っ張ったときにすべきこと
鼠径部(内ももの付近)の筋肉は、脚の開閉や股関節の動きに重要です。筋肉の過度な伸張から部分的な断裂まで、症状の程度はさまざまです。治療には、安静、ストレッチ、アイシング、温熱療法を組み合わせた計画が基本です。
安静
筋肉を引っ張った後は、まず安静を取ることが回復の第一歩です。安静を怠ると再発のリスクが高まります。重度の損傷では完全に活動を止めますが、軽度の場合は水泳など負荷の少ない運動に切り替えると良いでしょう。軽い痛みであれば、トレーニングの強度や時間を減らすだけでも効果があります。
アイシングと温熱
怪我直後は氷で患部を冷やし、腫れや炎症を抑えます。1回につき10〜15分、数時間ごとに繰り返してください。運動後も同様にアイシングを行います。トレーニング前には温熱パッドで筋肉を温め、柔らかくしてから伸ばすことで、裂けにくくなります。氷やホットパックを使用する際は、必ずタオルなどで皮膚と直接触れないようにしましょう。
ストレッチ
ストレッチは回復に欠かせません。柔軟性と筋力を高めるだけでなく、新たに形成された筋繊維を整列させ、再損傷を防ぎます。代表的なストレッチは「バタフライストレッチ」です。
座位バタフライ
床に座り、膝を曲げて足裏同士を合わせます。足先をゆっくりと股関節に引き寄せ、膝を床に向かって軽く押し付けます。
立位バタフライ
足は揃えて立ち、膝を外側に開きながらスクワットします。重力で股関節が下がる感覚を感じながら、鼠径部が優しく伸びるのを確認してください。
