菱形筋の働きと痛みの対策
菱形筋とは
菱形筋は背中上部、肩甲骨の間にある2つの筋肉で、肩甲骨を内側へ引き寄せ、背中を安定させる働きがあります。
痛みの原因
- 筋肉の過度な緊張や外傷
- 姿勢の悪さ(猫背など)
- 同じ動作の繰り返し
- 重いものを持ち上げること
- 加齢による変性
- 線維筋痛症や多発性筋痛症などの全身性疾患
主な症状
- 肩甲骨の間に鈍い痛みや張り
- 肩の動きが制限される、硬直感
- 上げる、物を持ち上げる動作で痛みが増す
- 触れると圧痛がある
- 頭痛を伴うこともある
セルフケアのポイント
痛みが軽度の場合、以下の方法で緩和できます。
- 安静:痛みを悪化させる動作は避け、筋肉に回復時間を与える。
- 冷却:氷嚢を15〜20分、1日数回当てる。
- 温熱:初期の48時間が過ぎたら、温湿布や温めたタオルで血行を促進。
- マッサージ:軽く圧をかけて血流を改善し、筋痙攣を和らげる。
- 軽いストレッチ:痛みが和らいできたら、肩甲骨を寄せるストレッチをゆっくり行う。
- 筋力トレーニング:痛みが軽減したら、ローイングやショルダーシュラッグなどで菱形筋を強化する。
医療機関の受診が必要なとき
痛みが激しい、または筋力低下が続く場合は、整形外科や理学療法士の診察を受けましょう。治療としては、理学療法、薬物療法、場合によっては手術が検討されます。
