興奮性筋肉とは何か?骨格筋と心筋の違い

興奮性筋肉とは

興奮性筋肉とは、刺激を受けて活動電位を発生させ、収縮を引き起こす能力を持つ筋組織のことです。主に骨格筋と心筋の2種類があります。

骨格筋

骨格筋は随意筋で、体性神経系によって意識的に制御されます。筋繊維はそれぞれサルコレマ(筋細胞膜)に囲まれており、神経インパルスが到達するとサルコレマが脱分極し、活動電位が筋繊維全体に伝わります。この脱分極により筋小胞体からカルシウムイオンが放出され、トロポニンに結合してトロポミオシンの形状が変化します。その結果、ミオシン頭部がアクチンフィラメントに結合し、クロスブリッジが形成されて筋収縮が起こります。

心筋

心筋は不随意筋で、意識的に制御できません。心臓に存在し、血液を全身へ循環させるポンプ機能を担います。心筋繊維はインターカレートディスクという特殊な構造で連結されており、心臓全体に活動電位が迅速かつ同期的に伝播します。活動電位が心筋に到達すると、筋小胞体からカルシウムイオンが放出され、骨格筋と同様の一連の反応が起こり、心筋が収縮します。

まとめ

骨格筋も心筋も興奮性を持ち、刺激に対して活動電位を発生させますが、骨格筋は神経系による随意制御、心筋は心臓特有の伝導系による不随意制御という点で異なります。

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