肩腱が修復不能な場合、他部位の組織を利用した代替手術は?

肩腱が修復不能なときの選択肢

肩の腱が深刻に損傷し、直接修復が不可能な場合は、腱移植(テンドングラフト)という代替手術が検討されます。

大腿内転筋腱(グラシリス腱)を用いる方法

この手術では、患者自身の大腿内側にあるグラシリス腱を採取し、肩の損傷した腱の代わりに移植します。手順は次の通りです。

  1. 大腿内側からグラシリス腱と小さな骨片(骨端)を切除する。
  2. 切除した腱・骨片を肩部に移植し、損傷した腱の位置に固定する。
  3. 固定後、腱が肩の筋肉や靭帯と結合し、自然治癒が進むようにする。

この方法により、元の腱が再生できない場合でも、機能回復が期待できます。

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