呼吸筋:運動時に働く横隔膜と補助筋
通常の呼吸
横隔膜:通常の呼吸を司る主筋は横隔膜です。肋骨の下部に位置する大きなドーム状の筋肉で、収縮すると肋郭が下がり胸腔容積が増えます。この負圧により鼻や口から空気が肺へ流れ込みます。
激しい運動時に動員される筋肉
激しい運動では酸素需要が増大し、呼吸数が上昇します。そのため、呼吸を補助する追加の筋肉が働きます。
肋間筋
肋間筋は肋骨間にあり、収縮すると肋骨が上方・外側に広がり胸腔容積がさらに増加します。
呼吸補助筋
主な補助筋は以下の通りです。
- 胸鎖乳突筋:首の側面に位置し、肋郭を持ち上げる役割。
- 斜角筋:首の前面・側面にあり、肋骨の挙上を助けます。
- 小胸筋:胸部前面にあり、肋郭の上昇を補助します。
激しい運動時の呼吸数は1分間に30〜40回に達することがあります。これにより酸素摂取と二酸化炭素排出が増え、エアロビック代謝が維持され、疲労の蓄積が抑えられます。
