首の後ろにできたしこりは何ですか?

はじめに

首の後ろにしこりや腫れを感じたら、まずは医師の診察を受けることが大切です。原因はさまざまで、適切な診断と治療が必要です。

1. 疖(かい)・膿瘍

黄色ブドウ球菌などの細菌感染で皮膚の下に膿がたまり、赤く腫れ、痛みを伴います。急激に大きくなることがあります。

2. 皮脂嚢胞(皮脂腺嚢腫)

皮脂腺が詰まってできる液体がたまった袋です。皮膚の下で小さく丸い、動かせるしこりとして触れます。通常は痛みがありません。

3. 脂肪腫

良性の脂肪組織からなる腫瘍で、首を含む全身にできやすいです。柔らかく、皮膚のすぐ下で動かすことができ、痛みはほとんどありません。

4. リンパ節腫脹

首の周囲にあるリンパ節が感染や炎症に反応して腫れることがあります。触れると固くなることが多く、感染症の兆候と合わせて確認します。

5. 筋肉の緊張・痙攣

長時間の不自然な姿勢や激しい運動で首の筋肉が緊張し、硬直や痛みとして感じられることがあります。しこり感は筋肉のこりが原因です。

6. 頚椎変形性関節症(頚椎骨関節炎)

首の関節が加齢や負荷で変性し、骨棘(こぶ)ができることがあります。これが皮膚の下でしこりのように感じられ、硬さと痛みを伴います。

7. 稀な疾患

まれに腫瘍や特殊な感染症が首の後ろにしこり様の腫れを引き起こすことがあります。これらは早期の診断と治療が重要です。

対処法

しこりが気になる場合は、まずかかりつけ医や皮膚科・整形外科などの専門医を受診してください。診察・触診に加え、必要に応じて超音波検査やCT、MRIなどの画像検査を行い、正確な原因を特定します。その結果に基づき、抗生物質、外科的切除、物理療法など適切な治療が選択されます。

首の痛み - 関連記事