めまいの治療法と対策
めまいの原因
めまいは、内耳・脳・それらをつなぐ神経のいずれかに問題があることが多く、バランス感覚が乱れることで起こります。主な原因は次の3つです。
- 内耳の異常:感覚器官としての内耳がうまく機能しないと、平衡感覚が失われます。
- 脳の問題:脳内の神経伝達物質が内耳と正しく連携できず、めまいが生じます(内耳の問題に比べはるかに稀です)。
- 神経障害:内耳と脳は正常でも、両者を結ぶ神経が損傷している場合です。
医療による治療法
医師の診断と検査の結果に基づき、原因に応じた治療が選択されます。
- 内耳の問題:前庭リハビリテーションが主流です。数か月のリハビリで症状が改善することが多いです。
- 脳に起因するめまい:神経伝達物質の再取り込み阻害薬が処方されます。
- 神経障害:カルシウム拮抗薬、抗ヒスタミン薬、エプリー法(粒子再配置法)などが用いられます。エプリー法は、良性発作性頭位めまい症(BPPV)に有効です。
自宅でできる対策と生活習慣の改善
医師に相談しながら、以下のようなセルフケアを取り入れると症状緩和に役立ちます。
- 銀杏(イチョウ)やジンジャーは血流を促進し、めまいを和らげます。
- 水分補給をしっかり行い、脱水によるめまいを防ぎます。
- ビタミン・ミネラル豊富なバランスの良い食事を心がけ、カフェインやアルコールは控えめに。
- 刺激の強いアトラクションや激しいビデオゲームは避け、首や頭の特定の姿勢で症状が出る場合は注意します。
- めまいが起きたら、静かに座って一点に目を固定し、体を動かさずに落ち着くことで脳に安定した信号を送ります。
