全般性発作(大発作)の原因と概要
メルク・インデックスによれば、発作は脳の電気活動が一時的に乱れ、短期間の脳機能障害を引き起こす現象と定義されています。全般性発作(大発作)は、脳全体に影響を及ぼす電気的乱れが原因で、痙攣や意識喪失を伴うことが多いです。
定義
全般性発作は、脳の中心部で起こる電気的な乱れが全体に広がることで発生する「全身性」の発作です。そのため、痙攣と意識喪失が典型的な症状として現れます。
小児(2歳未満)の原因
- 高熱や代謝異常が主な要因です。血中のブドウ糖、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB6、ナトリウムの異常が発作を誘発します。
- これらの要因が認められない場合は、先天性の奇形や遺伝性の異常が関与している可能性があります。
2歳~25歳の原因
- 多くは特発性(原因不明)で、単一の出来事に関連していることが多いです。
- 頭部外傷、薬物使用、睡眠不足、感染症など、一時的な脳刺激が発作を引き起こすことがあります。
25歳以上の原因
- 頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍が主な原因です。
- アルコール依存症の方が急に飲酒を中止すると、離脱症状として発作が起こることがあります。
- しかし、25歳以降でも原因不明の発作は依然として多く見られます。
単発性発作
メルク・インデックスによると、発作を経験した人の約3分の2は二度目の発作を起こさないとされています。これらは特発性とされ、再発の可能性は低いです。医師は通常、無誘因性の発作が2回以上確認された時点で、てんかんなどの発作性疾患と診断します。
