前期認知症(シニル前認知症)の症状は?
前期認知症(シニル前認知症)は、主に45〜55歳の中年期に発症し、老人性認知症に比べて稀です。以下の症状が見られたら、早めに医師に相談しましょう。
忘れやすさ
単なる疲労や薬の副作用でも起こりますが、認知症による忘れは進行性で改善が見込めません。日常的に物事を思い出せなくなることが特徴です。
言語障害
言葉が出てこなくなり、代わりに罵倒語や言葉のつまずきが増えます。普通の人が時々言葉に詰まる程度とは異なり、徐々に言語機能が低下します。
物の置き場所の混乱
物を電子レンジに入れたり、意味のない場所に隠したりします。例えば、洗濯物を戸棚に入れてしまうことがあります。
行動・感情の変化
気分が急に変わり、笑顔から怒りへと転換することがあります。躁うつ様の症状が現れ、無理由に他人に対して失礼な言動をとることもあります。
やる気の低下
活動への意欲が失われ、外出や趣味を避けるようになります。可能な限り活動に参加させる支援が重要です。
衛生管理の低下
入浴や着替え、手洗いなどの基本的な身の回りのケアを忘れ、後期になると完全に自立できなくなります。
原因と対策への意識
アルツハイマー病、アルコール依存、脳腫瘍、脳卒中、外傷などが原因となります。早期発見が重要で、治療は完治が難しくても症状の進行を遅らせることが可能です。
