手のしびれは日常生活や仕事に支障をきたすことがあり、しびれに加えてチクチク感や痛みを伴うこともあります。原因は多岐にわたるため、正しい診断と適切な治療が重要です。

手根管症候群(Carpal Tunnel Syndrome)

手根管が狭くなると正中神経が圧迫され、手や手首にしびれ、チクチク感、痛みが生じます。長時間のパソコン作業や繰り返しの手作業がリスク要因です。

神経圧迫(Nerve Pressure)

頸椎や背骨の神経が圧迫されると、手にしびれが出ることがあります。ヘルニア、瘢痕組織、感染症、まれに腫瘍が原因となります。

帯状疱疹(Shingles)

水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化すると、神経根に炎症が起こり、皮膚に水ぶくれができると同時に手のしびれが続くことがあります。免疫力低下がきっかけです。

尺骨トンネル症候群(Ulnar Tunnel Syndrome)

尺骨神経が肘の内側で圧迫されると、小指や薬指にしびれや痛みが現れます。肘を打ったときに起こる「ひょうたん骨」への衝撃が原因になることがあります。

糖尿病(Diabetes)

糖尿病患者は血流障害や末梢神経障害が起こりやすく、手足のしびれが頻繁に見られます。放置すると潰瘍や切断のリスクが高まるため、早期の医師受診が必要です。

その他の原因

片頭痛、甲状腺機能低下症、脳卒中、多発性硬化症、放射線治療なども手のしびれを引き起こすことがあります。症状が続く場合は専門医の診断を受けましょう。