DEXAスキャンの結果の読み方

DEXA(デュアルエネルギーX線吸収測定)は骨密度を測定する検査です。低エネルギーX線は骨に吸収されやすく、骨が密になるほど通過するX線は少なくなります。骨粗鬆症や骨の薄さが懸念される患者、例えば閉経後の女性、ステロイド使用者、低BMIの方、骨折が繰り返す方などに、骨の強さを評価する目的でDEXAスキャンが指示されます。

DEXA装置には、足のかかとや指など末端部を測定する「末梢型」と、股関節や椎骨など中心部を測定する「中心型」の2種類があります。X線が骨を通過した量を検出し、コンピュータが各種スコアを算出します。

必要なもの

  • 検査結果
  • スキャン画像

結果の読み方

  1. BMD(骨鉱物密度)

    「BMD」列は、骨1cm²あたりのグラム数で示されます。数値が大きいほど骨は強いとされますが、面積で計算されるため、必ずしも正確な測定とは限りません。

  2. Tスコア

    「Tスコア」列は、同じ性別・人種の30歳平均骨密度と比較した値です。30歳は骨密度がピークに達する年齢です。スコアが0は30歳平均と同等、-1以上は正常、-1〜-2.5は骨が薄くなっている状態、-2.5未満は骨粗鬆症と診断されます。単位は標準偏差で、平均からのずれを示します。

  3. Zスコア

    「Zスコア」列は、同年代・同性・同人種の平均骨密度と比較した値です。基礎疾患や二次性骨粗鬆症の可能性を示す指標となります。

  4. 画像の確認

    スキャン画像に人工物(アーティファクト)や異常な骨形態があると、数値が不正確になることがあります。同じ部位での再測定により、変化を正確に評価してください。

骨粗鬆症 - 関連記事