骨粗鬆症の代替治療法
骨粗鬆症は骨が脆くなり、軽い動作でも骨折しやすくなる病気です。主にカルシウムやリンなどのミネラル不足が原因で、女性に多いですが男性も罹ります。薬物療法が一般的ですが、代替療法も知っておくと役立ちます。
新しい治療法
メイヨークリニックによると、骨粗鬆症患者向けの統合的な理学療法プログラムが注目されています。このプログラムは転倒リスクの低減、姿勢改善、背部痛の軽減を目的としています。背部伸展運動で脊椎の湾曲を矯正し、加えて「脊椎加重キフォ・オーソシス」と呼ばれる体重が付いたハーネスを使用します。ハーネスは1日2回、各30分装着し、背筋強化エクササイズと併用することで効果が高まります。
栄養管理
骨粗鬆症の進行を防ぐためには、ビタミンDとカルシウムの適切な摂取が不可欠です。メイヨークリニックの推奨は、ホルモン療法を受けている女性は1日あたりカルシウム1000 mg、ビタミンD800 IUを摂取することです。ホルモン療法を受けていない高齢者はカルシウム1500 mg、ビタミンD850 IUが目安です。ビタミンDはがん予防や筋力強化にも役立ち、1日最大2000 IUまで安全に摂取できます。
生活習慣の改善
日常の小さな習慣変更でも骨粗鬆症の予防・治療に効果があります。定期的な運動は骨密度を維持し、骨を強くします。メイヨークリニックは、筋力トレーニングとともにジョギングや階段昇降などの体重負荷運動を組み合わせることを推奨しています。水泳や自転車は健康に良いものの、体重負荷が少ないため骨粗鬆症には直接的な効果は期待できません。また、喫煙、過剰なカフェイン、アルコールはカルシウム吸収を阻害するため、控えることが重要です。
