ストリキニン中毒の検出方法

ストリキニンは、南アジアやオーストラリアに自生する Strychnos nux vomica の種子に含まれる苦味の強い化学物質です。かつてはネズミなど小型脊椎動物の駆除に使用されましたが、米国では主に亜鉛リン化物に置き換えられています。濃度 1 ppm(1部/100万部)でも検出可能です。

検出手順

  1. 曝露後 15〜60 分以内に、軽度から中等度の中毒症状が現れます。患者は意識があり、症状を自覚しています。

  2. 不随意筋収縮が見られます。背中や首の反り、腕脚の硬直、顎の緊張、呼吸困難などが典型的です。

  3. 中等度中毒では、興奮、暗色尿、恐怖感、過敏な驚愕反射、痛みを伴う筋痙攣、落ち着きのなさといった比較的知られていない症状も現れます。

  4. 高用量の場合、10〜20 分で筋痙攣が頭部・頸部から全身へ広がります。窒息感が強くなり、背中が極端に反り、頭部とかかとだけが床につく姿勢になります。目は開いたままで、口は横に引き裂かれます。

  5. 痙攣がほぼ連続し、軽い刺激でも悪化すると、呼吸不全に陥り 2〜3 時間以内に死亡する可能性が高くなります。

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