EMTが投与できる薬は何ですか?
EMT(救急医療技術者)の投薬範囲は州や地域のプロトコルにより異なりますが、通常は特定の状況下で許可された薬剤を投与します。以下は代表的な投与薬とその使用例です。
疼痛管理
非オピオイド鎮痛薬:アスピリンやアセトアミノフェンなど、軽度の痛みの緩和に使用できます。
オピオイド鎮痛薬:モルヒネやフェンタニルなど、適切な訓練とプロトコルに基づき、重度の痛みがある場合に投与できることがあります。
抗ヒスタミン薬
ジフェンヒドラミン(ベナドリル)は、医師の指示のもと、アレルギー反応やアナフィラキシーの治療に使用されます。
気管支拡張薬
アルブテロール(プロベント、ベンテリン)は、喘息患者の気管支痙攣を緩和し、呼吸を助けます。
経口ブドウ糖
意識があり飲み込める患者に対し、低血糖の治療として経口ブドウ糖を投与できます。
ナロキソン(ナルカン)
オピオイド過剰摂取の効果を逆転させるため、ナロキソン(商品名:ナルカン)を携帯し、投与できます。
抗ショックトラウザー(MAST)
薬剤ではありませんが、特定のショック管理プロトコルにおいて、MAST(下半身圧迫スーツ)の装着を補助します。
ニトログリセリン
一部の管轄区域では、狭心症を疑う胸痛の患者にニトログリセリンを投与できることがあります。
投与できる薬剤や手順は地域ごとに異なり、法令やEMSシステムの指針に従って定期的に更新されます。EMTは投薬時に必ず患者のアレルギーを確認し、厳格な手順と医療スタッフとの連携を保ちながら、適切なケアを提供します。
