原因
クッシング症候群は、ステロイド薬の使用や体内でのコルチゾール過剰産生が原因で起こります。乳児の場合、下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が過剰になり、結果として副腎から大量のコルチゾールが血中に放出されます。
症状
小児のクッシング症候群の主な症状は、上半身の肥満、首回りの脂肪増加、四肢の細さ、皮膚の色素沈着、にきび、ストレッチマーク、筋力低下、疲労感、出血しやすさ(あざ)などです。
診断
診断は血液検査と尿検査で行います。医師は血中および尿中のホルモン濃度を測定し、クッシング症候群の有無を判断します。
治療
治療は年齢・体重・薬剤耐性などを考慮して決定します。ホルモン分泌を抑制する薬物療法が一般的ですが、腎上腺に腫瘍ができた場合は手術が必要になることがあります。
予後
治療せずに放置すると、腎上腺腫瘍の進行や致命的な合併症を引き起こす恐れがあります。赤ちゃんにクッシング症候群の疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
